建築雑感

2008年2月26日

白河のホテルが竣工

白河外観福島県白河で企画・設計・監理を行ったロードサイドホテルが竣工しました。全客室の間口が4.1mあり、特注で型起こしした浴室が単独で窓に面しています。客室数は120室、施工は鹿島建設です。先に竣工した松山のホテルと同じ『プレミアイン』のシリーズ2番目のホテルとして3月15日に開業となります。白河ロビー

松山がタウンタイプのコンパクトな設計だったのに対して、こちらはロードサイドタイプ。土地に余裕がある分、設計的には提案性の高いものになったと感じます。梁のない大きな開口部から、今は雪を抱いた山々が見渡せます。白河キャノピー

2007年11月8日

小さな店舗併用住宅が竣工

池之端外観東京の下町で長く煙草屋さんを営む御夫妻のための店舗併用住宅、テナントの骨董屋さん、それに若い人向けの賃貸住宅5戸、それらをひとつにした小さな建築が11月6日に竣工しました。池之端内観

当事務所出身の梅田君の事務所(もば建築文化研究所)との共同設計です。上層部の外観はソリッドなアルミのファサードですが、足元から内部にかけては自然とその界隈の路地的空間が表れたような気がしています。

2007年11月3日

松山のホテルが竣工

松山建築竣工時外観松山のホテルが竣工しました。97室のビジネスホテルです。非常に大きな客室開口部を持った建物で、『仕事をしたくなる部屋』をキーワードに、従来の眠りに帰るだけのものでない企画と質感を目指しました。開けた眺望と開放的で明るい室内によって観光客にも顔を向けた仕様になっています。これから一ヶ月の家具什器の搬入、試用期間を経て、12月1日に開業の予定。ホテル名称は『プレミアイン松山』に決まりました。松山建築竣工時フロント松山モックアップツイン