工学院大学の後期の授業が終わりました。この大学の非常勤講師を始めて2年、最初の年は新参者ですし何をどうやっているのか判らず様子見という感じでしたが、2年目が終ったので少しだけ感想を。
前期は3年生のミュージアムの設計課題で非常に自由度の高いものですが、自分でプログラムを作成した上で設計しなければならないという、2年を終わったばかりの学生にとってはかなり難しい課題。後期は一年生の基礎製図の枠ですが、これは学生にとっては肉体鍛錬であって、難しいのは教える側。しかし『難しさ』とはそのまま『面白さ』。正反対の面白さをもったこの二つの枠に私を割り当てていただいたどなたかに感謝したい気持ちです。書き出すと長くなりそうなので今年はこれだけにしておきましょう。
いや最後にひとこと、今年の一年生は優秀でした。1年半後に3年生の課題で会う時が楽しみです。