このサイトにも収録している『田浦の家』を共同設計した日本設計の山下博満氏は、実は中学・高校の同級生です。進んだ大学が東大と芸大で場所が近いこともあって相手の課題のエスキスや講評会に潜り込んだり、時には建築雑誌主催のコンペに共同で応募したりもしていたのですが、そのコンペに応募したドローイングが出てきました。見ているとなにやら『田浦の家』の断面に似ているような気がしないでもありません。20年以上経ってもやってることは変わらない? 面白いような哀しいような。。。
2005年7月25日
このサイトにも収録している『田浦の家』を共同設計した日本設計の山下博満氏は、実は中学・高校の同級生です。進んだ大学が東大と芸大で場所が近いこともあって相手の課題のエスキスや講評会に潜り込んだり、時には建築雑誌主催のコンペに共同で応募したりもしていたのですが、そのコンペに応募したドローイングが出てきました。見ているとなにやら『田浦の家』の断面に似ているような気がしないでもありません。20年以上経ってもやってることは変わらない? 面白いような哀しいような。。。
このサイトでも竣工写真を多く掲載していますが、竣工写真を撮影する時期というのは竣工直後ですから、とてもナマな状態です。使う人の存在感はありませんし、建物の足元がなんとなくフカフカした感じで建築と土地がくっついていません。又、植栽も他のところから持ってこられたばかりで、そこの光でつくられた形をしていません。ですから私は1年検査などで時間を経過した姿を見に行くのがとても好きです。そして確実に竣工時よりも美しく感じます。時には建て主によって建築自体が変容していることもありますが、それを見るのも楽しみのひとつであり、同時に多くのことを学ぶ瞬間でもあります。昨日は「田浦の家」を1年半ぶりに見に行く機会があり、こういうことを書いてみたくなりました。