建築雑感

2005年7月23日

事務所開設7周年

開設7周年

昨日の夕方から、事務所近くの店で事務所の開設記念日を祝って会食をしました。協力事務所のワカ設計室と合同です。二つの事務所の誕生日は同じ1998年の7月。こういう時だけは全員が顔をそろえて、、、いやいやよく見るとそれ以上に顔をそろえているようですが、なかなか楽しい食事でした。早いもので開設7周年です。

2005年7月18日

一年検査の楽しみ

1年半後の「田浦の家」このサイトでも竣工写真を多く掲載していますが、竣工写真を撮影する時期というのは竣工直後ですから、とてもナマな状態です。使う人の存在感はありませんし、建物の足元がなんとなくフカフカした感じで建築と土地がくっついていません。又、植栽も他のところから持ってこられたばかりで、そこの光でつくられた形をしていません。ですから私は1年検査などで時間を経過した姿を見に行くのがとても好きです。そして確実に竣工時よりも美しく感じます。時には建て主によって建築自体が変容していることもありますが、それを見るのも楽しみのひとつであり、同時に多くのことを学ぶ瞬間でもあります。昨日は「田浦の家」を1年半ぶりに見に行く機会があり、こういうことを書いてみたくなりました。

2005年6月26日

名刺

今回は『建築の話』というわけではありませんが、プロジェクトが立ち上がる時や現場が動き始める時、打合せの席で複数の人と一度にお会いして、その人達とこれから『長いおつきあい』になるという場面があります。私は生来人の名前を覚えるのが苦手で、こういう場面では苦労していました。

しかし、いただいた名刺にその方の似顔絵を描くようになってから(会議の隙をみてそっと描くことに成功したときだけですが)その苦労が無くなりました。ということで下にそれをいくつか並べてみましょう。

いろいろな職種で各々御1人にしてみました。内訳は、ディベロッパー、ゼネコン、電気サブコン、衛生サブコン、住宅販売会社、建築家、デザイナー、舞台マネージャー、音響エンジニア、メーカー、の方々(順番はバラバラ)です。

第一印象とは強烈なもので、昔のものを見てもその方の映像と仕事上の記憶が鮮明によみがえります。また、名刺に描かれているので、よくありがちな『顔と名前が一致しない』ということにもなりませんので、皆さんも一度試してみられると良いかもしれません。ただし、決して相手をマジマジと見つめずに。それから耳だけは打合せの本題をきちんと聞きながらでないといけません。