築90年以上の歴史的建造物、旧安保小児科医院の住宅へのリノベーション。 御成通り半ばに建ち、鎌倉市民に親しまれてきた医院建築は、一時期鎌倉市に管理委託され公開されていたが、老朽化が進み、これを住宅として生かしながら再生する試みがなされた。
:相澤美奈子(三井不動産リフォーム)
2階の座敷も修復のみであるが、照明器具は最新のもの(オイヴィンスロット氏デザインのパテラ)を置いてみた。繊細な格子の陰影が洋の東西、時代の新旧を越えて調和する。
(撮影:荒谷真司)